UnityのAras Pranckevičius 氏のSIGGRAPH 2015のセッションスライドが公開に


UnityのAras Pranckevičius 氏のSIGGRAPH 2015のセッション”Porting Unity to new graphics APIs”のスライドが公開になっています.
Porting Unity to new graphics APIs
http://aras-p.info/texts/files/201508-SIGGRAPH-PortingUnityToNewAPIs.pdf
このセッションはUnityのグラフィックス処理の内部処理をDirect3D12,Vulkan(一部の話だけ),Metal(これも一部の話題)に対応させていく話を書いています.
Direct3D12に関しては,単純なDirect3D11からの置き換えではパフォーマンスが良くなるとは限らないようですね.
実は遅い遅いと言われるDirect3D11でも,枯れてる分すでにドライバで最適化などされてて、新しいAPIでもAPIの特徴にあった最適化した書き方をしない状態では負けることもあるようですね.
Direct3D12の新機能は,描画の効率化するために様々な選択肢があるので,エンジン開発者が色々と試行錯誤しながら良い方法を見つけて行く必要がありそうですね.